Cloudinaryを画像ストレージに選んだ理由

cloudinary
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はじめに

Cloudinaryについて、調べたこと、試したことのメモになります
間違っていたり、より良いアプローチがあったり、いろいろと至らない部分も多々あるかと思います

画像ファイルの保存先を検討

「画像ファイルは別のサーバーに置くのがいい」と聞いたことがあるのを思い出し、画像ファイルの保存先について検討することにしました
ひとまず、無料で使えて、容量もそこそこ、第三者でもブラウザからアップロードが可能ならばなお良し(権限などコントロール出来た上で)、という条件で探しました

Googleフォト

Googleフォトに画像を置いてリンクを貼れば良いかな。と考えました
無料で使える上に、容量に関しては高画質設定であれば、無制限に利用可能です

画像URLの取得に手間がかかる

Googleフォトへアップロードした画像ファイルのURLを取得するには、アルバムを共有にして画像を開き、共有ボタンを押してリンクを作成を押すことで、ようやく取得・・・と手間がかかります

ブログへの画像挿入や、サイトでの画像利用を想定した際、とても不便です
また、取得した画像URLは、とても長いものになってしまいます

プログラムからアップロードするハードルが高め

Googleからライブラリなどは提供されておらず、Oauth2認証から実装しなければならない模様(2020年6月時点)

プログラムからアップロードした際に、元画質のままとなる

元画質を維持したアップロードしか出来ない模様(2020年6月時点)
そのため、高画質アップロードではなくなり、容量制限に達してしまう可能性があります

結論

Googleフォト自体はとても優れたサービスではありますが、ブログやサイトで利用する画像ファイルの保存先としては、不向きと判断しました
同様にDropboxを使うことも考えていましたが、候補から外しました

CDNとは

別の手段を探すうちにCDNの存在を知りました

コンテンツデリバリネットワーク(: content delivery network、CDN)とは、ウェブコンテンツをインターネット経由で配信するために最適化されたネットワークのことである。コンテンツ配信網とも。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%84%E3%83%87%E3%83%AA%E3%83%90%E3%83%AA%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF

個人サイトの規模では、特に必須というものではなさそうですが、動的に画像変換(サイズやフォーマットをURLで指定)出来たり、サイト表示の高速化などメリットはありがたいものです
ということで無料で簡単に使えそうなCDNを探しました

Cloudinary

結論

Cloudinaryが良さそう
CDNが大規模サイト向けのものであるためでしょうか、どこも企業向けという感じで有料なサービスがほとんどでした
Cloudinaryを無料で利用する場合の特徴は以下のような感じです

  • 容量制限あり
  • ブラウザでファイル管理が可能(アプリは無さそう)
  • メディア操作の各種APIあり
  • 公式提供のSDKあり
Cloudinary API(s)
Cloudinary API(s)
Cloudinary SDK(s)
Cloudinary SDK(s)

おわりに

Cloudinaryは以下に挙げた通り、導入のハードルが低いため、画像ストレージとしての目的だけでなく、とりあえずCDNを試してみたいといった方にも良いかと思います

  • 無料で始められる
  • メールアドレスの登録だけで始められる
  • Push型CDNのため、DNS設定などが不要ですぐに始められる

また、Cloudinaryはメディア(画像、動画)に特化しているサービスのようで、動的変換では様々なことが出来るようです
それらを使っていろいろ遊べそうなのも良いですね

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