はじめに
Cloudinary のメディアライブラリを使っていて、個人的に感じていた以下のような不便さを解消するため、chrome の機能拡張を作りました
- f_auto,q_auto など、決まった変換パラメータを使うことが多いが、署名付きURLを取得するのに手間がかかる
- URLに “image/upload” や、”v1234567890″ といったパラメータを含みたくない
- URLに “png” や “jpg” といった拡張子を含みたくない
最後の項目は、前回の記事に関連するものですね
また、Strict Transformation を有効にしていない場合には、この機能拡張を使う理由はありません
更新履歴
バージョン | 更新日 | 更新内容 |
1.0 | 2020/07/13 | ・公開 |
1.1 | 2020/08/02 | ・”generated url” の出力先を textarea に変更 ・フォントの統一 |
chrome ウェブストアに公開中
作成した機能拡張は、chrome ウェブストアにて公開中です
使い方について
Cloudinary にアップロードしたリソースのURLを、”source url” に入力すると、設定にしたがって、”generated url” にURLが生成されます
メディアライブラリにてコピーしたURLを入力することを想定しています
設定項目について
api secret
ダッシュボードの Account Details に記載されている、API sectet を入力します
use sign
署名付きURLを生成する場合にチェックします
use root path
root path を使用する場合にチェックします
チェックすると、”image/upload” の部分が省略されます
exclude version
version を省略する場合にチェックします
チェックすると、”v1234567890″ の部分が省略されます
exclude file name extension
ファイル拡張子を省略する場合にチェックします
raw transformation
変換パラメータを設定します
f_auto,q_auto といった形式の変換パラメータを設定します
copy when generated
URLを生成した際、クリップボードにコピーする場合にチェックします
おわりに
自分用に欲しい機能だけを入れた機能拡張のため、高度なことが出来るわけではありませんが、少しでも役に立てれば嬉しいですね
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